電子カルテを導入する際にメリットとデメリットを正しく理解する必要があります。利点・欠点・問題点など。
生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病など)循環器科・内科一般

院長:堺 浩之

tel:044-711-0081  住所:神奈川県川崎市中原区今井南町462-2

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電子カルテのメリットとデメリット

電子カルテ導入のメリットは?利点

電子カルテのメリットは

  • 業務効率化
    • カルテスペースの削除
    • カルテ運搬作業の削減
    • 受付や会計待ち時間の短縮
    • PACSでフィルムの保管庫や消耗品の削減
    • 情報の共有(字が判読可能なことも含める)
    • レセプト業務の時間短縮
    • 検査会社・検査機器との連動
    • 検査結果の表示・グラフ化
    • 請求漏れの軽減
  • インフォームドコンセント
    • 患者への説明
  • データの2次利用
    • 紹介状の作成
    • 各種統計資料作成
  • リスクマネージメント
    • 転記ミスの防止
    • 情報の一元管理
       
電子カルテ導入のデメリットは?問題点

電子カルテのデメリットは

  • 費用
    • 導入費用(導入しただけでは収入にならない)
    • ランニングコスト
      (電気・消耗品・修理費)(カスタマイズ・プログラム修正)
  • 患者満足度
    • 端末操作時間で本当の診察は短縮
  • 入力
    • 接続費用
    • 入力支援の検討
    • 入力ミス
    • 患者が日本語入力で理解してしまう
    • 入力による疲労(DVT症候群)
電子カルテの導入に関して、効率化をはかり情報を一元管理が出来るようになりますが、けして楽になるばかりではありません。

特に医師の負担は増加します。入力の苦労を軽減できるようになると本当に普及すると思います。

ただ現時点では、導入を検討されている場合にはメリットよりむしろデメリットを正しく理解する必要があること、電子カルテはあくまでも道具であること、費用がかさむこと、人員は削減ではなく再配置する必要があること、最後に一番重要なことは病院の運用を十分検討することと、職員の意識改革が必要なことです。この検討する作業が一番労力を使います。

病院へ電子カルテを導入する際に、操作する全ての人に導入する必要性、実現が可能なものと不可能なもの、コスト意識など多くのことを理解してもらう必要があります。この説明を繰り返すことで職員の意識改革を行い、最終的に運用が決定し、診療を行うことが可能となります。

電子カルテは、魔法の箱ではありません。操作する人が正しく使用して始めて機能するものです。導入して夢のような診療が出来ると思っている方が多いようですが、職員との間・業者との間で十分に検討し、時間をかけて意見交換を行うという、影の努力が大きいことを理解せずに導入すると大変な結果となります。

電子カルテのメリットはもちろんデメリットも十分考慮して検討してください

電子カルテに関して、中小病院・診療所と導入し、実際の使用経験よりメリットとデメリットを記載しました。他の方と分類が異なったり個人的な意見があったりしますが、参考にしてください。

診療所・クリニック・中小病院の方で、電子カルテの導入に関して、多少は経験がありますので、気軽に相談してください。
(基本的にはメールにて連絡をお願い致します)