2008年の花粉飛散量は2007年と比較して多い見込みです。近年で最悪であった2005年に次ぐ水準となる可能性も。
生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病など)循環器科・内科一般

院長:堺 浩之

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2008年の花粉飛散量は2007年と比較して多い見込み。

今春(1月末から5月まで)のスギ・ヒノキ花粉の総飛散量予測によると、気温が1月末に寒さが緩んで昇し、2月も高めなると予想されるため、2007年と比較して飛散量は多いことに加えて、飛散期間も長くなる考えられています。近年で最悪だった2005年に次ぐ水準となる可能性があるそうです。

夏の気温によって花粉量が変化するため、以前は症状が出ていない方でも、次の時期に花粉症を発症する可能性があります。

なぜ花粉の量は変化するの?
この花粉の予測は、7月の気温や日照時間に大きく左右されます。

以前の大飛散量が今の平均値となっています。1950〜70年代に植林されたスギ・ヒノキが成熟し、大量の雄花をつけた上に、地球規模の温暖化、少雨など環境の変化も伴っていると考えられています。このためシーズン前から対策を行い、身を守る以外ありません。

なぜ花粉の量は変化するの?
開始時期は例年では関東・東海・近畿・四国・九州などの太平洋側が早く、2月10日頃、関東内陸〜西日本一帯は2月20日頃、東北南部・北陸・山陰は3月1日頃と言われています。しかし2008年は飛散開始は例年(過去10年の平均)に比べ5〜10日程度早くなり、例えば房総半島や伊豆半島の南部では1月31日頃に始まると予想されています。飛散量も早めにピークを迎える可能性があります。

このため早期より予防するためには2週間程度前より内服を行う必要があります。

症状が軽い方は、耳鼻咽喉科以外でも処方は可能であり、通院中の医師と相談してみてください。もちろん症状がひどい方は耳鼻咽喉科での治療をお勧めいたします。

スギ花粉前線について
スギ花粉の飛散開始は晩秋の気温が平年より高いと遅くなり、平年より低い場合には早くなる傾向があります。

また11月からの冷え込みや年内に大雪がある場合には、スギ花粉前線は南下し、飛散開始が早まるものと考えられています。

一方で11月が暖かい場合には、年内にスギ花粉の飛散を観測することもありますが、いずれにしても本格的な飛散は年明けからとなります。

少し早くなったり、遅くなったりしますが、全体で見るとスギ花粉前線は2月上旬から4月上旬の2ヶ月で日本列島を横断するようです。