高脂血症とは血液中の脂質が多い病気です。
生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病など)循環器科・内科一般

院長:堺 浩之

tel:044-711-0081  住所:神奈川県川崎市中原区今井南町462-2

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高脂血症。コレステロールが高い

血液中の「あぶら」(脂質)が多い病気です。
具体的にはコレステロール・中性脂肪・リン脂質・遊離脂肪酸の4種類があり、コレステロール中性脂肪(代表はトリグリセリド)重要です。

放置した場合は、増えた脂質が血管の内側にたまり、動脈硬化となります。
動脈硬化だけでは、自覚症状がありません。
心筋梗塞や脳梗塞の発作を起こして、やっと高脂血症が病気とわかることが多いです。

善玉と悪玉コレステロール
参考までに、善玉・悪玉はコレステロールのことです。善玉はHDLコレステロールであり、体の中で余ったコレステロールを回収します。悪玉はLDLコレステロールといい体の中で余ったコレステロールを全身に置いていきます。つまり、悪玉が増えて善玉が減ると、血管の内側に脂肪分がたまり、最終的には動脈硬化を起こしてしまいます。

コレステロールは必要
大切な栄養素で、細胞や細胞膜の成分、ホルモンや胆汁酸などの材料にもなるため、全てが悪いものではありません。
体内にあるコレステロールの7割前後は、体内で合成されています。
高コレステロールの人はこのシステムに乱れが生じて、コレステロールを蓄積しやすくなっていているからです。いま体内にある分も減らさなければいけないんですから、食事からとるコレステロール量を減らすことは、とても重要です。
動脈硬化性疾患診療ガイドライン2007年度版
今までと異なる点は、主要冠危険因子を持たないリスクが低い場合は、生活習慣の改善を中心とした治療が重要と明記された点です。

診断として変更された点は、従来用いられた総コレステロールではなく、LDL−コレステロールで表記されている点です。これにより、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症の3種類に分類されています。

「高脂血症の診断基準」が「脂質異常症の診断基準」に変更されたり、一次予防と二次予防に区別し、一次予防を低リスク、中リスク、高リスクと分類されたり、

脂質異常症の診断
  1. LDL-コレステロール値 = 140mg/dL以上
  2. HDL-コレステロール値 = 40mg/dL未満
  3. トリグリセライド値 = 150mg/dL以上

二次予防においては

  1. LDL-コレステロール値 = 100mg/dL未満
  2. HDL-コレステロール値 = 40mg/dL以上
  3. トリグリセライド値 = 150mg/dL未満

薬物療法の適応に関しては

  • 一次予防で3-6カ月間、生活習慣の改善を行ったにもかかわらず、LDLコレステロール管理目標値が達成できない場合に、リスクの重みに応じて考慮